宝山寺②
もう冷やかしだってバレている。
第一印象はこれだった。
神仏習合で鳥居があるとか、
あの聖天さんがおられるお山だとか、
花の窟を彷彿させる「岩」
だとか、
あの空海が、、、
あの役行者が、、、
ただ、ただ見たい!!!!!
見たい!見たい!見たい!
の一心がバレバレになっていた。
うん。ごめん。
聖天さまのお堂に参るも
心がもやもやして、
「あーだめだなぁ」
と直感を感じる。
だいたい動機が不純だし、←えっ?
私よい人間でもないし、悪いこといっぱいしてるし、だって人間なんだもの!←開き直る
もやもやに吐きそうになりながら、
出直しかな?仕方ない。
いや、今日は泊まるしまた来よう!!
なぜか、
ポジティブに切り替えておみくじを引く。
「凶」
おぉおぉぉぉ、、、
わかりやすく「凶」
なんだろう。ニヤニヤしてしまう。
心が折れる音と同時に感情が溢れてくる。
私ここが大好きだ。
あなたが私を嫌いでも、私はここが好きなんだ!
ドMなのか変態なのか、わからないが何か感じるものがある。それだけでいい。
さぁ、どうしたものか、
1番は通いつめることだろう。
なぜかそう思った。
あとお金か、、、財力には自信はない、、、
くぅ、、、。
人も神さまも一緒だろう。
顔を覚えてくれるまで通いつめるしかない!!
不思議なところだなぁ、、、。
いつのまにか、
目的が顔を覚えてもらいたい。
会いに行けるアイドル←古い。
夜間も開いているのでさみしい夜にも会いに行ける。
癒し系のママがいるラウンジ、、、
「みんな疲れているんだなー」
お寺に参りながら、そんな事を思っていた。